競馬で「追い上げ方式」は基本的には推奨できない
「追い上げ方式」という馬券法をご存じでしょうか?
簡単に言うと、馬券が外れたら購入金額を増やしていくというものです。
有名なものとしては、以下のようなものがありますね。
マーチンゲール法
モンテカルロ法
ココモ法
ケリー法
多くのサイトや情報商材等で、この追い上げ方式が「必勝馬券法」として販売されています(;^ω^)。
ですが、このような追い上げ方式の馬券法の多くは、負けが続くと、購入金額が指数関数的に増加してしまうため、馬券法として採用しがたいケースが多いです)
それぞれの方式・理論自体は素晴らしいのですが、「競馬」というギャンブルには向かないということですね。ただし、研究した中で唯一マトモだと思った方式があり、それが古典的なモンテカルロ方式となります。
モンテカルロ方式は負けが続いても増加する金額が緩やか
モンテカルロ方式の特徴は負けたときの増分が少なく、初回の購入額が400円(1単位100円)とすると、10連敗しても購入額は1400円で収まります。
モンテカルロ方式の概要の概要は下記のとおりです。
基本数式を「1・2・3」の数式の最初と最後の和を購入単位とする
馬券が外れた場合、数式の最後に+1した数字を付け足す
馬券が的中した場合、数式の最初と最後から数字を2個ずつ削除する
数式の数が0~1になった場合は、1セット終了とし、基本数式「1・2・3」に戻る
購入馬券のオッズは3倍以上を購入する
例としては、以下のようになります。
「1・2・3」
→外れ→「1・2・3・4」
→外れ→「1・2・3・4・5」
→外れ→「1・2・3・4・5・6」
→外れ→「1・2・3・4・5・6・7」
→的中→「3・4・5」
→的中→終了
この場合、総購入単位は、4+5+6+7+8+8=38単位となり、一方でオッズ3倍の場合の総払い戻しは、48単位となり、10単位が利益になります。
※競馬系の「情報商材」とか「必勝法」とかを買ってみたら、これと似たような理論がテキストに書いてあるだけ・・・ということが結構あります。ご注意ください。
モンテカルロ方式購入金額計算ソフト。
モンテカルロ理論は上記のとおり、計算が少しめんどうなところがあります。
しかし、ボタンクリックで簡単に現在のモンテカルロ数式と購入額を計算してくれるソフトがあります。
こちらで販売されていますので、興味のある方はコチラからどうぞ。とっても安いですね!(^^)!。
本ソフトは、単位当たりの購入額を指定して、ボタンを押していくだけで、簡単に現在の購入金額を計算・表示してくれます。また、EXCELですので、開催をまたいでも数式を保存しておくことが可能です。
ボタンを押すとEXCELを自動保存しますので、保存し忘れることもありません。